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久里浜剣友会主催錬成会に参加して

 2010年7月19日(祝)、久里浜剣友会主催の錬成会へ参加させていただきました。


 この錬成会は、神奈川を中心に14団体18チームが参加し、練習試合を中心に行われました。


 このようなハイレベルな錬成会にお誘いいただき感謝いたしますとともに、事前準備、錬成会運営をしてくださった久里浜剣友会会長はじめ貝塚先生、関係者のみなさまには、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。


【コメント】


 参加した子供達へは、錬成会の最中にアドバイスを与え、帰りの車内でも各自から反省点聞きましたので、個々へのコメントは省略します。


 今回は、少しコメントの目先を変えて、スコアを分析しながらコメントをして見ようと思います。


 1日で16試合させていただき、結果は7勝9敗の負け越しでしたが、この中身を分析したところ、大将戦を待たずに副将までで勝負が決した試合が16試合中10試合あり、結果は6勝5敗の勝ち越し。大将戦が16試合中6試合で1勝5敗の負け越しでした。


 これだけ見て簡単に言えば「大将同士の力量の差」ということになりますが、今年の高学年(5.6年)は、良いように言えば「実力が均衡」している、悪く言えば「柱となる大将が不在」です。今回は金沢君がやりましたが、選手候補者は、いつでも先生に言われれば「大将」ができるような心の準備をして欲しいと思います。


 そこで今回の大将戦6試合をもう少し深く分析しながら場面場面に応じた大将戦の定石についてコメントします。


■大将戦1試合目(ケース1
 先鋒0-2で負け、次鋒1本勝ち、中堅と副将が引分け、ここまでで1勝1敗、本数は2-3と相手が1本リードの場面。
 このケースでは、大将が引き分ければチームが本数負けになります。大将は積極的に攻めて、まず1本を先取することを考えます。試合が終盤に近づけば近づくほど、厳しい情況になって行きます。時には開き直って奇襲をかけることも頭の隅に置いておきましょう。


■大将戦2試合目(ケース2
 先鋒1本負け、次鋒引分け、中堅2-0で勝ち、副将引分け、ここまで1勝1敗、本数は2ー1と永剣が1本リードの場面。
 先程のケース1の反対、引き分ければ本数勝ちになる場面、この場面は、先ず“相手は取りに来る”ということを念頭に置く。その上で、先をかけながらも無理をせずに相手が焦ってくるところやミスを狙うのが定石。


■大将戦3試合目(ケース3
 先鋒2-1で負け、次鋒2本勝ち、中堅と副将が引分け、ここまで1勝1敗、本数3-2で永剣がリードの場面。
 ケース2と同じ(省略)。


■大将戦4試合目(ケース4
 先鋒2本勝ち、次、中、副と引分け、ここまでで1勝0敗、本数3-1で永剣がリードの場面。
 このケース、仮に大将が0-2で負けても代表戦なので、端から見れば90%以上永剣が有利の展開。しかし、私の経験上では、逆転負けになる可能性が非常に高い。その原因は、相手が開き直り“火事場の馬鹿力”を発揮するのと、大将が先に1本先取されて動揺して冷静さを失うことが多い。対処法としては、大将戦に向かう前に「積極的に攻めるのか」、「無理をしないで相手のミスをつくのか」など、戦い方をある程度決めておいて、その後、どんな展開になろうとも絶対に戦法を変えないという気持ちを持てば冷静に相手と戦えるはずです。


■大将戦5試合目(ケース5
 先鋒引分け、次鋒と中堅が1本負け、副将が1本勝ち、ここまでで1勝2敗、本数1-2で相手がリードの場面。
 このケース、仮に大将が1本勝ちもしくは2-1で勝てば代表戦、2-0なら本数勝ち、引分けなら1勝3敗で負けてしまいます。小学生の試合時間2分を考えると相手に1本を先取されるとチームの負けは、ほぼ確定的。大将は“よし!1本勝負”という気持ちで望むのが定石でしょう。


■大将戦6試合目(ケース6
 先鋒1-2で負け、次鋒と中堅が引分け、副将が2-0で勝ち、ここまでで1勝1敗、本数4-3で永山がリードの場面。
  ケース2と同じ(省略)。


 今回の錬成会で実際にあった大将戦6試合を例にごく一般的なことを書きましたが、大将に限らずチームの試合展開を読みながらチームのために戦うという気持ちをもったチームと、強打者を5人揃えても個人技に走るチームでは結果に違いがでると思います。


 また、試合展開を読む力は、読もうとする意識をしないと身に付きませんが、意識をすると錬成会などを重ねるにつれドンドン向上していきますので、これからも忘れないで試合展開を読む力を高めてください。


 最後に、試合の展開しだいでは、リードを守りきるという戦術もあると思いますが、永剣は“さがる”、“逃げる”を嫌います。リードしている場面で、無理に取りに行く必要はありませんが、相手より早く先を取る「構える(身構え、心構え)」剣道を目指したい。このホームページのタイトル“さがってどうする”の気持ちです。


 もう少しで、夏の全国大会がスタートします。この錬成会で学んだことを活かして多いに頑張りましょう。

引率:矢野雅之


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