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一眼二足三胆四力

3回目の剣道雑記は、「一眼二足三胆四力」について書いてみようと思います。


この言葉は剣道の世界では良く使われ、昇段審査時の学科試験などにも出題されるようです。


財団法人全日本剣道連盟発行の「剣道学科審査の問題例と解答例(初段~五段)」には、以下のように書かれています。


剣道を修行する過程において、重要な事柄を述べた古人の教えである。
第一に相手を見る目、第二に足さばき、第三に胆力、すなわち何事にも動じない強い気持ちや決断力、第四に力、すなわち技を発揮する身体能力が重要であるという教えである。
(以下、省略)


この解答例に難癖をつけるつもりは毛頭ありませんが、いつも気になるのが、1.2.3.4は重要度によるランク付けなのか?それとも順番ではなく、この4つが同じくらい大事だと教えているのか?という疑問が私の中にあり、個人的には、目より胆の方が重要ではないのか...など色々思うところがありました。
しかし、とある稽古会でとある先生が“四力とは技のことで、技は一番最後に打つものであって、それまでの手順が重要である”という話をお聞きし、この「一眼二足三胆四力」を打突までの手順として位置づけるのであればどうなるのかを考えました。


■一眼:先ず、第1に相手の構えや癖などの身体動作を注意深く観察し、その観察力を活かして相手の体調、心理状態など目に見えない部分を洞察する。
■二足:第2に色々な足さばきを使いながら、相手との距離をはかり(間を盗む)、打突に移行しやすい足の作りを整える。
■三胆:第3に機会を伺いながら“ここぞ!”という機に勇気をもって打ち出す決断をする。
■四力(技):第4最後に普段の稽古で身に付けた技を捨て切って打つ。


こう考えると、一眼二足三胆四力の並び順は正しいような気がします。
本来の意味は、上に書いた枠の引用部分がもっとも模範的な解答例だと思いますが、それとは別に「一眼二足三胆四力」という教えは、指導の場において「打突までの手順」を教えるものとしても応用ができる気がします。


この文章はあくまでも私見です。学科試験で不合格になっても当方は一切責任をもてませんので、くれぐれもご注意くださいね(笑)。


第3回「剣道雑記」は、この辺で終了させていただきます。


お読みいただき、ありがとうございました。

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